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心地よく立ち飲みを楽しむためのマナー6選

社会の中を生きていく中で、マナーって大切ですよね。

大事な人と食事をする時のテーブルマナー。

社会人になって会社で教えてもらうビジネスマナー。

冠婚葬祭のマナーなど、社会には多くのマナーがあり、知らないと恥ずかしい思いをしてしまうことがありますよね。

立ち飲みにおいても、最低限守るべきマナーが存在します。

行くお店によっては、独自のルールやマナーが存在している場合があります。

これから伝える6つのマナーを最低限覚えておけば、どこの立ち飲みに行っても恥ずかしい思いをせずに、楽しむことが出来ます。

①1000円札や小銭を用意しておく

小銭

立ち飲みではお会計をスマートに行えるように、1000円札小銭はお店に行く前に用意しておきましょう。

大抵の立ち飲みで会計に採用されているのがキャッシュオンデリバリーというシステム。

キャッシュオンデリバリーとは、帰る際にまとめ会計をするのではなく、料理と引き替えに、その都度で料金を支払うシステムです。

「何回も支払うのが面倒そう」と思えますが、テーブルにお金を置いておけば、勝手に店員さんが代金を取り、お釣りを置いていってくれるお店もあります。

何よりもこのシステムはお店側とお客さん側の双方にメリットがあるんです。

まず、お店側は食い逃げやツケなどの心配がないこと。

そして、お客さん側は明朗会計なため、自分がどのくらい食べたり飲んだりしたのかを、すぐに把握できること。

例えば、少しだけ飲みたいときは、使える金額だけをカウンターに置いて飲むことが出来るので、飲み過ぎ食べ過ぎを防ぐことができます。

なので、立ち飲みに行く前は、細かなお金を用意してから行くようにしましょう。

②大人数で入店はしない

大人数乾杯

立ち飲みに行く時は、人数は最小限(1〜2人)で行くようにしましょう。

なぜなら、お店自体が団体客が入れるようなお店の構造になっていないからです。

基本的に飲む場合はカウンターで飲むため、団体がまとまって飲めるスペースがないからです。

また、お店自体が狭いことがあるため、全員がお店に入れる保証がありません。

1〜2人であれば、元々いたお客さんが少しずつ詰めることで、混んでいても入店できる可能性が高くなります。

それに、お店によっては、3人以上の入店がOKなお店もあるので、行く前にお店のルールがあるか、調べておくと良いでしょう。

③飲み食いせずの長居はNG

長居

立ち飲みの良さは、コスパが良くパッと飲んでサッと帰れることにあります。

飲み食いをせずに、おしゃべりやスマホに夢中で、場所だけを占領しているお客さんは、お店側からすると、迷惑なお客さんでしかありません。

グラスが空なのに、何も注文せずおしゃべりに夢中になっていて、お店側から帰るよう促されている場面も見たことがあります。

もちろん、人によってお酒を飲むペースや料理食べるペースは、人それぞれのペースがあると思います。

ですが、ある程度の節度も持って、飲んだり食べたりした方が良いでしょう。

例えば、

飲み代は1000円だけと決める

お酒は2〜3杯までとする

飲む時間は1時間だけと決める

などなど、マイルールを作ることで、効率よく立ち飲みを楽しむことができます。

また、自分に制限を掛けることで、より今日の飲み対して気持ちが入り、メニューを選ぶワクワク度合いも、変わってくるでしょう。

お店のことや、外で待っているお客さんにも気を配り、長居をしないように心掛けましょう。

④必要以上にスペースを取らない

料理たくさん

カウンターやテーブルを必要以上に占領せず、他のお客さんのことも考えて、譲り合いの精神を持ちましょう。

立ち飲みで混雑時には「ダークダックス(ダーク)」スタイルがおなじみです。

ダークダックスとは、店内のスペースの効率化を図るために、カウンターに斜めに立つことです。

斜めに立つことで、より多くのお客さんが利用できます。

ちなみに、このダークダックスとは1951年に結成された、コーラスグループの名称から由来され、彼らが斜めに歌っていたというところからきているそうです。

また、具体的な最小限のスペースで楽しむ方法としては、

注文をする時は1ドリンク+料理2品くらいにする

注文する時に空いたグラスはその都度下げてもらう

空いたお皿はタイミングを見て下げてもらう

カウンターに何でも置かない、置く物は最小限にする(スマホやタバコ等)

限られたスペースの中でも、十分楽しめるのが立ち飲みです。

立ち飲みを楽しみながら、譲り合いの精神を身につけていくのは、いかがでしょうか。

⑤泥酔しない

泥酔

まず、立ち飲みに行ったときは、飲む量はほどほどにして、泥酔することは絶対にやめましょう。

立ち飲みは、安い分色々なお酒をスイスイ飲めてしまいます。

その結果、自分の許容量を超えてお酒を飲んでしまい、泥酔・・・

泥酔すると何が悪いかと言うと、

コミュニケーションが取れない

手元がおぼつかず、コップやお皿を割る可能性がある

財布からお金を落してしまう

その場で吐いてしまう可能性がある

まとめると、お店側に多大なる迷惑を掛けてしまいます

そうなってしまうと、最悪お店側から出禁を言い渡されてしまうこともあるでしょう。

立ち飲みは、大人の社交場だと私は思っています。

その場にいる以上、節度のある大人な対応が必要とされます。

節度のある大人として泥酔しない対策は、

日頃から自分の飲む量やペースをしっかり把握しておく

体調を常に万全にしておく

チェイサー(お水)をもらって、こまめに水分を補給する

空きっ腹で飲まない

飲んでいる時は、料理をしっかり食べる

以上のことを気をつけて、泥酔にならないようにしましょう。

⑥無駄に人に絡まない

絡み

飲んでいて、他のお客さんから必要以上に絡まれた経験はありますか?

せっかく気持ちよく飲んでいても、そんなお客さんがいると楽しく飲めないですよね。

立ち飲みは、お店の性質上、隣の人との距離が近く、声を掛けようと思えば簡単に声を掛けれてしまいます。

お客さん同士で、コミュニケーションを取ることは、お店が活気づいたり良い面もあります。

ただし、声の掛け方相手のしぐさ、表情はしっかり見て声を掛けるようにしましょう。

立ち飲みは、1人でお酒を楽しみに来ている人が多いので、極端に声を掛けられるのを嫌う人もいます。

また、立ち飲みはナンパスポットでも友達を作るための場所ではありません

結果として、恋人や友達が出来る場合もありますが、それはお店の雰囲気ルールによるので、しっかりその点は守るようにしましょう

大人の社交場であることは忘れず、最初は程よい距離感で、コミュニケーションを取るようにしましょう。

例えば、「それ、美味しそうですね。」「そのお酒は、なんて言うお酒ですか?」など、相手が食べているものや飲んでいるお酒について、質問してみましょう。

そうすることで、会話に共通点で生まれて、自然な会話をすることができます

まとめ

これまで、6つのマナーについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

やっぱり、立ち飲みは難しいなーと思ったでしょうか。

確かにマナーは大切ですが、一番大切なのは立ち飲みを心から楽しむことです。

深く考えて、マナーに縛られても心から立ち飲みを楽しむことはできません。

普通に楽しんでいる分には、お店に迷惑は掛かりませんし、何も問題はありません。

分からないことがあれば、お店の人は丁寧に教えてくれますし、常連さんが声を掛けてくれて、教えてくれることもあります。

最初は何も分からずに、失敗してしまうこともあります。

しかし、失敗しても失うもの何もありませんし、恐がることもありません

失敗したからこそ、経験できることがあると思います。

まず、勇気を持って一歩踏み出し、立ち飲み行きましょう。